【感想】【2021年】Webクリエイター能力認定試験を受けてみた!

こんにちは。ぬりみです。

この前の2021年1月末に、Webクリエイター能力認定試験(エキスパート)を受験してきました。なので、受験した感想とどのように勉強したかを忘れないうちに記しておきます。

感想

率直な感想としては、「簡単!」でした。

「またまた…。どうせ今まで大学とかIT関係の仕事でかじってたからそう思うんでしょ?」
「自分は初心者だし…。」
と思った方もいらっしゃるかもしれません。

でも本当に、簡単なんです('ω’)

勉強嫌いで休日は1日中ベッドの上でゴロゴロしている私でも、10日本気を出せば取得できるレベル感でした!
(心配性の方は、1か月見たほうがいいかな?)

なので平日仕事や学校で忙しい方でも、取得しやすい資格なのではないでしょうか?
たしかに、この資格があると就職でずば抜けて有利になるというわけではないと思いますが、全くITの資格を持っていないよりはましかなと思います。

それに、HTMLやCSSの知識はWEBアプリケーション開発に携わるなら、知っていて損はないです。実際、私が未経験で入社した会社でHTMLやCSSについては全くといっていいほど研修で取り上げられませんでしたが、それにも関わらず、現場に入場したとき当たり前のようにその知識を求められて茫然としました(笑)


資格を取得するということは自分に自信をつけることができますし、WEBサイト制作に興味のある方はぜひチャレンジしてほしいです♪

エキスパートとスタンダード、どちらを受験するべき?

Webクリエイター能力認定試験には「エキスパート」と「スタンダード」があります。主にレベル感の違いで、スタンダードのほうがエキスパートより少し簡単になっています。

参考:https://www.sikaku.gr.jp/web/wc/

さて、「エキスパートとスタンダード、どちらを受験するべき?」ということですが、これに関しては、個人的に「エキスパート」一択だと思っています。

なぜかというと、エキスパートも取得がそこまで難しくなかったからです。
エキスパートもスタンダードも簡単なのであれば、当然、レベルが上の方の資格にチャレンジしたいですよね。

Webクリエイター能力認定試験は、オラクルマスターの試験と違い、スタンダードの資格を取得していなくてもいきなりエキスパートを受験することができます。

受験料もスタンダードが5,900円(税込)、エキスパートが7,500円(税込)と決して安くないので、どちらも受験するとなると結構な額になります。

なので思い切っていきなりエキスパートにチャレンジしてみましょう!

私の勉強方法

これまでさんざん偉そうに「簡単だった!」と言ってきましたが、とはいえ全く勉強しないで挑むのはさすがに無茶です笑

でもこの資格は参考書が全然ないので、どうやって勉強しようか迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際に私もそうでしたし。

勉強方法ですが、言わずもがなですが、公式の参考書を使って勉強すれば問題なく合格できると思います。

私は下記の参考書を使って勉強しました。結論から言うと、この参考書の内容で十分です。

内容としては、本誌内のサンプルサイトを一緒に作っていく形で進められています。
この本ではウェディングサイトを作る形でした。

本誌は巻末に模擬試験がついているのですが、そこで扱われているのも同じウェディングサイトです。練習で使える模擬試験の種類が少なく、試験を受ける前は大変不安でしたが、試験を受けた感想としては、サイトのコンセプトが違うだけで、聞かれた内容はほぼ同じだった印象なので、問題ないでしょう。

とりあえず、本誌を1周しましょう。これまであまり聞いたことのないようなタグなど出てきますが、コツとしては「こんなものもあるんだ~」ぐらいに捉えて、とりあえず1周するのが大事です。ここまででざっと1週間。土日のみの学習なら3週間くらいといったところでしょうか。

そのあとは知識問題と実技試験問題を繰り返し解くだけです。初めはバツだらけでも大丈夫。3回くらい解けばマルも必然的に増えてきますし、そもそも合格点もそんなに高くないので、気にせずに。

問題もサイトのコンセプトが違うくらいで、実際の試験とそこまで聞かれたことと相違がなかったので、心配しなくて大丈夫だと思います。

試験本番中に注意するべきこと

まず時間に関してですが、巻末の模擬試験問題を3回くらい解いていれば、時間が足りなすぎるということはないはずです。実技に関しては、私はDreamWeaverを使って試験を受けましたが、家で学習した際は全然時間がたらなかったのに、本番は環境的にパソコンの動作が早いのか時間が足りなくなることはなかったです。

ただ途中でレイアウト崩れに気が付かず進めてしまった場合、それを復元するのに時間がかかってしまうともっったいないですよね。。。

なので実技試験中は、下記3つを気にするようにしてください。

  1. レイアウトをこまめに確認すること。
  2. 指示と異なる名前のhtmlを選択し、それに対し編集をしていないか確認すること。
  3. htmlやcssを記述している場所が指示通りになっているか確認すること。

まず1に関していうと、baseとなるhtmlを先に作るのですが、その時点でプレビューをしてください。この時点で崩れてしまうとそのあとが悲惨です。これを複製する形で他のページも作るので、後で訂正するとなると必然的に4倍ほど同じ修正を各ページに施さないといけなくなるので、かなり時間がもったいないです。
必ず、プレビューはこまめに確認するようにしましょう。

また3に関しても、指示と違う場所に記述してしまうと、その箇所の点数は加算されないそうなので、本当に注意しましょう。-

まとめ

WEBクリエイター能力認定試験ですが、たしかに就職であまり有利になる資格とはいえないかもしれませんが、難易度が低く取りやすいということで、駆け出しエンジニアさんのモチベーションを上げるという意味ではすごくおすすめの資格です。

少し割高ではありますが、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。